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シーン…
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シーーーン…
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チクッタクッ…
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ある夜、まだ幼いクリトネはなかなか寝付けないでいた。
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ついに日付けが変わり、恐怖を感じ始めていた。
この時刻まで起きてたのは初めてのこと…未知なる時…。何か…出るかも。。
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クリトネは怖くてずっと布団に潜っていた…。
が、何か怖い物見たさもあった。。
それで……怖い……でも……
でも、勇気を出して布団から出た。
布団から出て…起きあがり、おそるおそる…家の中を歩き回ってみた。

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どこもとても静かだ…。
……チクッ……タクッ……
普段は気にならない、時計の針の音が耳につく……
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そして…1番怖そうな廊下の奥の隅に行ってみた…。
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何もいない…何もデない…
なのにやはり、怖い…。?
?
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ふと見慣れない部屋を見つけた。
クリトネは自分の家にこんな場所があったんだ…ということを知り、不思議な気持ちになった…。
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クリトネはその部屋に入ってみた…。
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窓から入ってくる微かな町明かりを頼りに、奥へと進んでいく…。
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何か本棚がたくさんあり、床には色々な物が散らかっている…。
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もうドキドキな探検気分…。
この部屋、結構奥行きがある…。
邪魔な物を退けたり、本棚を飛び越えたりしながら少しずつ、進んでいき…
ようやく1番奥までやってきた…。
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クリトネはここがとても気に入り、放置されてるこの部屋を自分だけの秘密基地にしよう。と、考えた…。?
?
ふと、目の前にあった押し入れが気になり、開けてみた…。
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~爽やかな風が吹き抜けた~
押し入れの中はガラクタが散乱している…。?
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ガラクタのすきまに何か、見える…。
クリトネはガラクタを退けた…。
…?…
そこには…変な穴
●があった…。
クリトネは穴の中をのぞいてみた…。
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クリトネ『うわ~!こんなとこがあったんだ!』